読み終えて
読むのにかかった時間:6時間
満足度 :★★★★★
難易度 :★☆☆☆☆
オススメ度 :★★★☆☆
読み返したい度 :★★★★☆
学生の頃は歴史には全然興味がなく学校の教科で一番苦手なワイ。
そんな当たり前も知らん非常識社会人でもスッと頭に染み込むようで小説でも読んでる感覚。
今まさにワイが住む日本の数千年の流れが頭の中で一気に広がるようでフシギ。
そんな空想の渋滞がとても心地よい歴史本でした。
これまで何度も歴史物の書籍にはチャレンジしてきました。
高校の教科書のような歴史本からマンガで読めるものまで、
何冊もチャレンジしてはだいたい第1.5章くらいで挫折して。
おかげさまで「石器時代」にはめちゃ詳しいですw
そんなワイが初めて読了した歴史本がコレ。
他の歴史本ではようわからん歴史用語も、この本では優しいコメント付きで補足されてて、「あーそういうことやったんね征夷大将軍って」とか
「幕府ってそういう意味やったん!?」
っていう感じで。
言葉の意味がわかるとどんどんそれらが繋がっていく感じで嬉しかったです。
あと近代史ってなにかと解釈がむずかしいけど、割とバランスの取れた見解で好感が持てました。
ちなみに「令和」の由来がワイの故郷に近い太宰府にあったのもなんだか誇らしい。
ワイはなんもしてないけどねw
それと筆者がワイと割と近い年代で、しかも同郷で勝手に親近感湧いた。
歴史嫌いのワイにもこんなに興味を抱かせる本を書けるこんな先生に教わりたかった。
そんなことより、記憶力が絶望的に壊滅しているワイはタイトル通りにはいかず多分忘れるでしょうから何度か読み返すことになりそうで、読み返したい度は星4つ★★★★☆
なぜこの本を読もうと思ったか
高校でなんか選ばないといけないから仕方なく日本史を選択したはいいけど歴史にはなんも興味ナシ。
やる気もゼロで定期テストでは8点/100点満点・・・
学年順位はワースト2位・・・(ワイより下がいるとは・・・なんとも勇気づけられるw)
その後、無事社会人になって外国人と接する機会があり、彼らって歴史の話を普通にするんですよね。
「ミーの国ではこうだけど、ユーの国は?」みたいな・・・
そんな時「あーうーあーうー」的な感じでしどろもどろになってるワイを見た外国人は「とほほ」な表情。
赤っ恥をかく日々でへこむゎー。
あとワイは科学が好きで色々と興味があります。
いろんな分野の科学を学んでいると、そもそも人類ってどうして今ココに居るのか?
ってなってここでももう一度歴史を学んでみるかなとなった感じです。
そんなわりとまともな動機で歴史に興味が湧いてきたというわけです。
この本から学んだこと
- イッキ読みできるから流れを掴みやすい
- 分量や説明がちょうど良くて、歴史用語の意味をこの歳にしてちゃんと知ったものも多くある
- 本文中に年号が書かれておらず、流れを意識して読むことが重要(年号は巻末に掲載)
- 氏姓制度って奥深い
- 墾田永年私財法が生まれる歴史的背景までわかる!
- 征夷大将軍って元々は・・・。
- 幕府ってそういう意味なの?
- 公家と武士の関係がビミョー過ぎw
- 足利義満って『一休さん』のイメージと違いすぐる
- 江戸幕府の苦悩
- 戊辰戦争って言いたくなるよねー
- 現代史って意外とおもしろい!
歴史の勉強の意欲が湧いてきて、ますます興味が持てた感じです!
では(`_´)ゞ
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